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「註」(U+8A3B)という字の旁(つくり)には、大きく分けて 2 種類のデザインがあります。ひとつは「主」。もうひとつは「主」の上にある点が垂直になっているもの。手元のフォントを見たかぎりでは、後者のデザインが一般的のようですが、後者のデザインにも、細かく見ると微妙なちがいがあるのかもしれないと気付きました。

具体例を見てみましょう。まずは「ヒラギノ明朝 ProN」です。

uni8a3b-hiragino

まさに「主」の点が縦になっているというようなデザインです。ところが「IPA明朝」を見てみると、

uni8a3b-ipa

微妙にちがいますね。こちらだと、まるで「亠」+「土」です。

この旁は、元来「主」と同じものだと思いますが、書くにあたってはいろいろな書き方がありえます。点を垂直の画にするのは、もしかすると「亠」+「土」という書き方を意味している、ということなのかもしれません。IPAフォントはかなりはっきりそういうデザインにしているように見えますが、ヒラギノのほうは、元来の意味へのこだわりが強いということなのか、そういう割り切ったデザインにはしていないように見えます。

ちなみに「小塚明朝 Pr6N」だとこうなっています。

uni8a3b-koduka

すごく微妙だなぁ。なんかちょっとだけ出っ張っているんですよね。

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